杉田玄白の墓
 杉田玄白(1733〜1817)は江戸中期の蘭方医、蘭学の祖である。若狭小浜藩の藩医杉田甫仙の子、名は翼、字は子鳳、号は○斎、九幸翁など。江戸に生まれ、西玄哲に外科、西幸作にオランダ外科を学んだ。前野良沢、桂川甫周らとオランダ語解剖書を翻訳した「解体新書」は日本医学史上画期的な文献である。文化12年(1815)に脱稿した「蘭学事始」は「解体新書」翻訳の苦心談を回想した点で有名である。このほか「形影夜話」「野○独語」などの著書がある。(以上、周知板より引用) ※○は漢字変換できませんでした。