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美しい日本の歴史的風土100選

42.うだつのあがる歴史的街並み

岐阜県美濃市に位置する、江戸時代に築かれた伝統的な町並み。長良川の川港として栄えた美濃和紙の商人たちの町で、 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。富の象徴とされる防火壁「うだつ」が多く遺り、 江戸や明治時代の極めて意匠の凝った商家の建築美が今もそのまま保存されている。

うだつのあがる歴史的街並み
読み うだつのあがるれきしてきまちなみ
所在地 岐阜県美濃市
エリアの特徴 ①富と粋の象徴である「うだつ」の建築美
→屋根の両端に設けられた「うだつ」は本来の防火目的を超え、当時莫大な費用がかかることから豪商たちの富や格式の象徴となった。美濃の町並みには、目の細かい繊細な装飾や芸術的な瓦の葺き方が特徴的なうだつが数多く並んでいる。「うだつが上がらない」という言葉の語源となったこの建築意匠が、今もこれほど美しく、密度高く現存している地区は全国でも非常に珍しい。

②「目の字型」に整然と配された城下町の都市計画
→関ヶ原の戦い直後の1600年に、名将・金森長近によって設計された「目の字型」の計画的な町割りが現在もほぼそのまま遺されている。当時の主要街道を結ぶ2本の本通りを中心に、機能的に配置された路地や美しい弁柄格子の商家が整然と連なる景観が特徴。河港の繁栄を支えた商人たちの利便性と美意識が、何百年もの時を経た今でも整った美しい街路から感じられる。

③ユネスコ無形文化遺産と美濃和紙の伝統文化
→1300年の歴史を誇る最高峰の「美濃和紙」の産地であり、町中には伝統の手漉き和紙を扱うお洒落なショップやギャラリーが並ぶ。毎年秋には、和紙を通した幻想的な光のアートが町中を彩る「美濃和紙あかりアート展」が開催される。さらに、毎年春にはユネスコ無形文化遺産にも登録されている、絢爛豪華な山車や美濃にわかが披露される伝統的な美濃まつりの舞台でもある。
代表的なスポット ・ 旧今井家住宅
・ うだつ群
・ 丸佐商店
・ 百春蔵元
顔出し看板情報 ー
その他 ・
・ 最新情報は公式ホームページ等でご確認ください。

 
風景いろいろ

うだつのあがる歴史的街並みの風景  うだつのあがる歴史的街並みの風景

 
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